賢い生命保険の選び方基礎知識 |
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|加入のポイント|保険料を安くする|保険に関する税務メリット|基礎知識| |
特長 | 特約名 | コメント |
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特定期間の死亡保障を厚くする特約 | 定期保険特約 | 一定期間内に死亡したときに死亡保険金が受け取れる。保険期間の設定の仕方により「全期型」と「更新型」がある。 |
収入保障特約 | 死亡したとき以降、所定の期間、毎年年金が受け取れる。 | |
ファミリー定期保険特約 | 一定期間内に所定の家族が死亡したときに死亡保険金が受け取れる。 | |
不慮の事故または特定感染症による死亡・障害状態に備える特約 | 災害割増特約 | 不慮の事故または特定感染症で死亡した場合に、主契約の死亡保険金に上乗せして災害死亡保険金が受け取れる。 ○不慮の事故によるケガで、180日以内に継続して5日以上入院したとき5日目より受け取れる。(1入院120日分、通算して700~730日分が限度) |
傷害特約 | 不慮の事故または特定感染症で死亡した場合に、主契約の死亡保険金に上乗せして災害死亡保険金が受け取れる。また、不慮の事故で所定の障害状態になったときはその程度に応じて障害給付金が受け取れる。 ○不慮の事故で180日以内に死亡、または所定の感染症で死亡したときまたは障害状態になったときに、災害死亡保険金・障害給付金が受け取れる。 |
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特定損傷特約 | 不慮の事故により、骨折、間接脱臼、腱の断裂の治療をした場合に給付金が受けとれる。 ○所定の不慮の事故で180日以内に、骨折、間接脱臼、腱の断裂で治療を受けたとき、所定の給付金を受け取れる。 |
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入院、手術、通院など病気・ケガの治療全般に備える特約 | 災害入院特約 | 不慮の事故で入院した場合に、入院給付金が受け取れる。 ○不慮の事故によるケガで180日以内に継続して5日以内入院したとき、5日目より災害入院給付金が受け取れる(1入院120日分、通算して700~730日分が限度) |
災害退院後療養特約 | ○不慮の事故で、入院給付金を受け取れる入院をし、入院が継続して20日以上となったのち生存して退院したときに、災害入院給付金日額の10倍を受け取れる。 | |
疾病入院特約 | 病気で入院した場合に入院給付金が受け取れる。また、病気やケガで所定の手術を受けた場合に手術給付金が受け取れるものもある。 ○病気で継続して5日以上入院したとき、5日目より入院給付金を受け取れる(1入院120日分、通算して700~730日分が限度)。手術給付が組み込まれているものがほとんど。 |
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長期入院特約 | ○病気やケアで継続して125日以上入院したとき、125日目より所定の長期入院給付金を受け取れる。(1入院の限度、給付内容などは保険会社により大きく異なる) | |
短期入院特約 | ○病気やケガで継続して2日以上入院したとき、1日目より所定の短期入院給付金を受け取れる。(1入院4日分、通算して60日を限度とするものが多い) | |
手術特約 | ○病気やケガで手術したとき、手術の種類により入院給付金日額の所定倍率(10倍・20倍・40倍)の手術給付金を受け取れる。 | |
退院特約 | 入院給付金の支払い対象となる入院をし、退院したときに退院給付金が受け取れる。 | |
通院特約 | 入院給付金の支払対象となる入院をし,退院後、入院の直接の原因となった病気やケガの治療を目的として通院した場合に通院給付金が受け取れる。 ○病気やケガにより入院給付金支払い事由に該当する入院をし、退院後120日以内にその治療を目的として通院した場合に、通院日数分の給付金を受け取れる。(1入院30日分、通算で700日分が限度) |
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疾病退院後療養特約 | ○病気をして直接の原因として、入院給付金を受け取れる入院をし、入院が継続して20日以上となったのち退院したときに、疾病入院給付金日額の10倍を受け取れる。 | |
特定の病気・ケガの治療に備える特約 | 成人病入院特約 | 成人病(ガン、高血圧性疾患、心疾患、脳血管疾患、糖尿病)で入院した場合に入院給付金が受け取れる。また、成人病で所定の手術を受けた場合に、手術保険金が受け取れるものもある。 ○成人病(ガン、高血圧性疾患、心疾患、脳血管疾患、糖尿病)で継続して5日以上入院したとき5日目より受け取れる(1入院120日分、通算して700~730日分が限度)。手術給付金が受け取れる保険会社もある。 |
特定疾病保障特約 | ガン、急性心筋梗塞、脳卒中の3大成人病により所定の状態になった場合、生前に死亡保険金と同額の特定疾病保険金が受け取れる。ただし、この保険金を受け取った時点で、契約は消滅する。死亡した場合には死因を問わず、死亡保険金が受け取れる。 ○ガン(悪性新生物)・急性心筋梗塞・脳卒中により所定の状態に該当したとき、保険金を一括して受け取れる。その他の原因で死亡したときは特定疾病保険金と同額の保険金が受け取れる。 |
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ガン入院特約 | ガンで入院した場合に入院給付金が受け取れる。ガンで所定の入院をした場合の手術給付金や、診断給付金、死亡保険金が受け取れるものもある。 ○ガンを直接の原因として、所定の支払い事由に該当したとき、保険金または給付金を受け取れる。ガン入院給付金は、継続入院で5日目より受け取れるタイプ、8日以上の継続入院で1日目より受け取れるタイプがある。 |
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女性疾病特約 | 女性特有の病気(子宮、乳房の病気や甲状腺の障害など)で入院した場合に入院給付金が受け取れる。また、女性特有の病気で所定の手術を受けた場合に手術給付金が受け取れるものもある。 ○乳ガン、子宮筋腫、分娩の合併症など、女性に特有、あるいは発生率の高い所定の病気で継続して5日以上入院したとき5日目より受け取れる(1入院120日分、通算して700~730日分が限度)。手術給付金が受け取れる保険会社もある。 |
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その他の特約 | 介護特約 | 所定の要介護状態に該当し、その状態が一定期間継続した場合、一時金や年金が受け取れる。 |
リビング・ニーズ特約 | 原因にかかわらず、被保険者の余命が6ヵ月以内と判断された場合に、死亡保険金の一部または全部が生前に受け取れる。この特約を付加するための保険料は不要。 | |
注意 | 上記は取扱いのない保険会社や、下記のような取扱いをしているところもある。 入院初期給付特約、特定疾病診断給付特約、高度先進医療特約、特定疾患給付特約、疾病障害特約、歯科医療特約、総合傷害保障特約、傷害損傷特約、良性新生物特約、重度疾病保障特約、特定臓器治療 特約の名称、付加条件等は生命保険会社により異なり、主契約や特約の種類により付加できない場合もあります。 |
生命保険協会H14「生命保険契約ガイド」H13「生命保険商品ガイド」H13「生命保険種類一覧」参照
1:基礎商品(主契約) | 2:基礎商品(特約) |
3:保険用語集 | 4:保険金請求について(死亡時) |
5:保険金請求について(病気やケガのとき) | 6:保険会社破綻時の対応 |
7:ペイオフについて | 8:どっちがおトク? |
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